g-tenbin’s blog

グランセクトが好きな人です。目指せグランセクト普及員

GP8th(使用デッキ)について

天秤です

まずはGP8thお疲れ様でした!優勝したデッキもこれまで見たことないレシピで、ホテルで大興奮してました。
2日間連続ということもあり、めちゃめちゃ疲れましたが、その分楽しく濃い時間を過ごせました。


今回はそんなGP8thの2ブロックで使用したデッキについて書いていこうと思います。(少し長めです)
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さて、GP8thでは2ブロックと殿堂フォーマットがありました。
今までの2ブロックだと使うデッキは1つでしたが、今回は違います。


基本的にこれまでの2ブロックCSでは緑単轟破天を使ってきました。轟轟轟の猛攻にも回答(タマタンゴ)があり、サッヴァークや覇道にも比較的有利に戦えるからです。
しかし、超天編が発売して2ブロックが双極、超天編のカードしか使えなくなりました。それにより大きく変わった点が2つ。


1.環境の変化
使えるカードプールが変われば環境も変わるのが常。当たり前ですが、2ブロック環境も大きく変わります。有利だった赤青覇道と白零サッヴァークが一気に減り、不利なジョラゴン、轟轟轟、バラギアラが増加。
轟破天で勝ち進むのは難しい環境になりました。


2.スタン落ち
これが一番ダメージ大きかったです。
轟破天後に強力なロックをかけるモアイ、轟破天が無い時に盤面展開してくれるマスティン、轟轟轟や覇道、その他ビート系統への切り札とも言えるタマタンゴ
彼らがいなくなるのはデッキの強みが半減するどころではなく、埋められない穴となりました。



超天編発売後、必死に轟破天のレシピを考えましたが、上記の問題を解決するには至らず。
さらにGRゾーンを使った赤白轟轟轟が登場。自分も使ってみてあまりの強さにドン引きしました。

「タマタンゴがいない轟破天で赤白轟轟轟に勝つのは無理」

そう思わざるを得ませんでした。


けれども(自称は)グランセクター、グランセクトを使わずGPに出るのは許せない...そしてGP一週間前に轟破天ではないグランセクトを使う決心がつきました。

轟破天じゃないグランセクトのデッキ...最初に浮かんだのは受けが強く、フィニッシュ力も高いバラギアラ。
チェンジザが無くて断念しました。(ループ覚えて各対面を練習する時間も無かったですし)


バラギアラ以外のデッキでグランセクト?悩んでいた時にアニメデュエルマスターズ!の最終回が放送。

感動した。ガイアハザードの力を借り、自然文明のためにデュエルをするミノガミは本当にカッコよかったです。

デッキ名は「我らはガイアハザード」

作らずにはいられないと思い、デッキレシピを考えている中、デンジャデオンもQXもミノガミもオウ禍武斗も使えそうなデッキ...「白緑ツインパクト」を思い出しました。

2018日本一エリア代表決定戦で作成された白緑ツインパクト、このデッキならば赤白轟轟轟にも耐えつつ、自分の願いを叶えられると確信。

元のデッキレシピをTwitterで探し、CSで優勝していたトラップQXやバラギアラ等のレシピを見比べ、現環境で戦えるよう自分なりに改造&調整した結果が、今回使用した下記リストです。

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レレディ・バ・グーバ/ツインパクトマップ
コンダマ/魂フエミドロ
龍罠エスカルデン/マクスカルゴトラップ
超起動罠デンジャデオン/地獄極楽トラップ黙示録
ナ・チュラルゴ・デンジャー/ナチュラルトラップ
奇石 ミクセル/ジャミング・チャフ
それぞれ4枚

龍装の調べ 初不/ホーリー・スパーク
ファビュラ・スネイル/ゴルチョップ・トラップ
それぞれ3枚

虹出づる繭ミノガミ/帝の目覚め
始虹帝ミノガミ
Q.Q.QX/5SD
無双の縛り 達閃/パシフィック・スパーク
それぞれ2枚

天地命動バラギアラ/天上天下輪廻独尊
マナの長老 ジョウモン爺/枯れ葉マナ隠し
それぞれ1枚

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採用理由について書いていきます
(4積みのカードは通常の白緑ツインパクトと同じなので、そちらの方が分かりやすいと思います)


レレディ・バ・グーバ/ツインパクト・マップ
初動&トリガー
1コストでサーチができるため、2ターン目のミクセルや3ターン目の魂フエミドロに繋がりやすくなります。トリガーとして出てもプーンギや轟轟轟を処理できる最高の札 4枚確定


コンダマ/魂フエミドロ
マナブーストの初動
轟破天でいうプラントボ。この呪文を撃たなきゃ始まらないくらい大事 4枚確定


龍罠エスカルデン/マクスカルゴ・トラップ
マナブースト&除去&展開
上はマナブーストと手札補充、下は除去と展開 と非常に強力なカードです。
状況に応じてマナから達閃や初不、ミノガミを出していく器用なカードでもあります。
手打ちしても強く、デンジャデオンから撃ちたいトラップNo.1なので4枚確定


超起動罠デンジャデオン/地獄極楽トラップ黙示録
起点&トリガー
攻撃時に反応して手札からトラップを撃てます。
デンジャーと合わせて盤面展開の起点になり、また相手の攻撃牽制にもなります。
トリガーであり、デッキの核でもあるので4枚確定


ナ・チュラルゴ・デンジャー/ナチュラル・トラップ
展開&トリガー
デンジャデオンとの噛み合いが凄まじいカード
デッキの最高打点であり、トラップを撃つ度に展開できるデッキのエンジン的な役割です。
トリガー、打点確保のため4枚確定


奇石ミクセル/ジャミング・チャフ
メタ&フィニッシュ
最も使われてるらしいツインパクトカード
轟轟轟相手は最速でこいつ立てないと辛いです。
2ブロックのトリガーは8割方呪文なので、フィニッシュ時には必ず下側を使います。 4枚確定


ファビュラ・スネイル/ゴルチョップ・トラップ
トリガー目当てで採用しました。
轟轟轟対面の時は全体除去がないと処理が追い付かず、ツインパクトのトリガーで探したところ、このカードが見つかりました。
轟轟轟相手に踏ませたいトリガーですが、轟轟轟以外には効きにくいので3枚


龍装の調べ 初不/ホーリースパーク
トリガー&ブロッカーとして採用
閃光の奇跡同様全タップできるトリガーであり、返しに召換してフリーズさせるブロッカー。
これ1枚である程度時間を稼いでくれます。召換よりはマクスカルゴトラップで出すことが多かった印象です。
4枚だと少し多いので3枚


虹出づる繭ミノガミ/帝の目覚め
フィニッシュに向けたカードの回収、序中盤では墓地のカードを使い回します。
序盤に破壊されたミクセルや使った魂フエミドロを呪文で回収して再使用します。
終盤は上下でミクセルを回収できるので、マナか手札に1枚は置いておきたいです。
1枚だと来にくいので2枚


始虹帝ミノガミ
このデッキ唯一の非ツインパクトカード
元になった白緑ツインパクトには入ってなかったカードです。
攻撃時に3枚マナ加速でき、高パワーで確実に1体除去することができます。(デンジャーから出して2体除去できるのも強みですね)
多すぎると魂フエミドロ失敗するので2枚


Q.Q.QX/終葬5SD
勝ち筋?&トリガーメタ
場にいれば相手にプレッシャーを与えつつ妨害することができます。
2ブロックの緑においてトリガーケアできる数少ないカードです。
ワールドブレイカーにして5SDするか、一枚割って耐久するのが主な使い道
最初は1枚でしたが、オーラ相手に使いたいので2枚に増えました。


無双の縛り 達閃/パシフィック・スパーク
軽ロック&ブロッカー
場にいる限り相手は1ターンに1体しか出せないため、GR召換やヘブンズフォースのばらまきを封じます。
主に轟轟轟やドンジャン、ジョーカーズに使います。青単ムートピアや青魔道具にはあまり刺さらなかったですね。
使いたい時に欲しいため2枚


マナの長老 ジョウモン爺/枯れ葉マナ隠し
秘密兵器その1
とは言ったものの、GPが終わってみれば採用している人がけっこうな数いました。(バラギアラとか)
赤白轟轟轟相手に出せば強力なロックをかけることができます。構築次第ですが、デッキの半分が攻撃できなくなりますね。
マナ隠しも相手のプーンギ等小型の除去、ファビュラ・スネイルを盾に仕込む(GP終わった後に知りました 目から鱗)など、器用に使えます。
複数採用してもよかったのですが、多色であり枠が無かったため1枚


天地命動バラギアラ/天上天下輪廻独尊
秘密兵器その2
打点の追加・増強を目的に採用しました。
オーラ相手はスパークでタップし、QXでワールドブレイクするのがベストな勝ち方になります。
何気に攻撃誘導もあるので防御目的に使うこともあったりなかったり...手札で被っても困るので1枚


以上が採用枚数、理由になります。
以下、不採用または入らなかったカードです。


○キングダム・オウ禍武斗/轟破天九十九語
最初は入れてました。
赤白轟轟轟や他の対面を何回も練習しましたが、本当に使うタイミングが一回も無かったです。
できれば一緒に使いたかったのですが、泣く泣く抜いて殿堂フォーマット専用で使うことに...


○アヴァラルド公
元の白緑ツインパクトでは4積みですが、今回は0枚です。環境に赤白轟轟轟が多い状況で3コスト払って手札補充...
轟轟轟を第一に見ていたため不採用となりました。
(環境次第で今後採用するかもしれません)


○ラルド・ワースピーダ/HD2
グランセクトのセイバーとマナ加速をこなします。
枠を使ってまで守りたいグランセクトがいないことが不採用の理由です。
バウンスやパワーマイナスが多いオーラに効きにくいのも理由ですね。

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このようにデッキを組み、練習を重ねていったのですが...誤算はGP3日前に公表されたCSヒストリー


一週間前は赤白轟轟轟しかいなかったのに対し、オレガオーラ、バラギアラが多数入賞していました。
轟轟轟を意識するあまり、受けが強いデッキを使う人が増加したのです。

轟轟轟に勝てるが受け特化のデッキ相手だと決定力に欠けるこのデッキ...
QXを増やす等の調整はしたものの、不安が残るままGPへ行ったのでした。


記憶が消えないうちに残してしまいたいので、次回はこのままGPの試合について書こうと思います。


ここまで読んでいただきありがとうございました。