こんにちは、天秤です。
2022年4月17日にあったCSで「メインデッキ60枚、超次元8枚、GR12枚、ドルマゲドン含めて85枚」の赤黒ドルマゲドンを使いました。
結果は3-2の予選12位でしたが、総評としては『悪くない』でした。調整やデッキ回しも好感触だったので記録として残します。
1.デッキリスト
初動が16枚、受け札が22枚、多色枚数20枚です。
2.戦績
予選一回戦
刃鬼 先攻 勝ち
なんで令和の時代に刃鬼vs赤黒ドルマゲドンなんてやってるんですかね・・・。確か1年半前も同じことがあったような。
先攻で《サンライズ》貼って《ジゴク・パルテノン》を召喚。しばらく攻撃せずに《イーヴィルヒート》や《ドルハカバ》で封印を外していき、相手の手札がなくなった所で「1点ブレイク→終了時《ジゴク・パルテノン》効果でハンデス」を繰り返す。
途中で《永遠のリュウセイ・カイザー》が出てくるも、ドルマゲドンの封印が残り1枚になったところで一斉攻撃。1回《サイゾウミスト》を使われはしたものの、追加されたシールドがトリガーではなかったためそのまま勝利。
予選二回戦
JO退化 後攻 勝ち
相手が2ターン目に《モモキングダムX》を召喚。
退化はせずに5マナで《モモキングJO》召喚、攻撃時に《禁断のモモキングダム》にスター進化。《デーモンハンド》がブレイクされるも両方選ばれないためスルー。《モモキングJO》のシンカパワーでアンタップし、攻撃時に《ボルバル・モモキング》に進化、《デーモン・ハンド》がトリガーして《ボルバル・モモキング》を破壊。
相手ターン終了時に《ブラックアウト》1体を侵略ZEROで召喚。自ターンに《ドルハカバ》を召喚して即攻撃しつつ《デッドゾーン》に侵略、トリガーは無し。《ブラックアウト》でダイレクト通してなんとか勝利。
予選三回戦
赤単速攻 先攻 勝ち
1ターン目 自分:チャージ、相手:《ブレイズクロー》召喚
2ターン目 自分:《サンライズ》展開、相手:《チュチュリス》召喚、《ブレイズクロー》で1点
3ターン目 自分:《バフォロメア》召喚、盤面壊滅、相手:《チクタック》で《ソニーソニック》をGR召喚。攻撃せずエンド
4ターン目 自分:《ジゴク・パルテノン》召喚、「パワー1111以下破壊」の封印を剥いで《ソニーソニック》破壊。
そこから先は《ドルハカバ》で1点→《ジゴク・パルテノン》でハンデスの流れで勝利。
予選四回戦
5cマグナコントロール 後攻 負け
3ターン目に《ドルーター》で1点入れたら《ヒャクメー4》がトリガー。《グレイトフル・ベン》召喚から盤面展開。こちらの封印が残り2枚の時に《Vol-Val8》にExターン取られながら総攻撃されたため禁断爆発もできずに敗北。
予選五回戦
4cドラグナー 先攻 負け
2ターン目に《ドルーター》を召喚。3ターン目にチャージャー唱えて《ドルーター》で1点入れたら《ロージア》がトリガー。マナから《カツキング》が出てきて《ラフルル・ラブ》を回収。
返しのターンで《カツキング》攻撃時《ラフルル・ラブ》に革命チェンジ、《デーモン・ハンド》がブレイクされる。《ロージア》攻撃時に《ミラダンテⅫ》に革命チェンジ。《ガイアールGS》がブレイクされる。ターンは返ってきたものの何もできずにそのまま負けました。放心状態でした。
3.採用理由
メインデッキ
《終断αドルーター》
初動枠その1。貴重な2コストのカードであり、3コストチャージャーやブラックアウトを引き込む役です。赤単速攻相手の殴り返し要員でもあります。
盾をあらかじめ1~2枚割っておく役割もあったんですが、今回のCSでは2回攻撃して2回トリガーを踏みました。そもそも攻撃していい対面・タイミングじゃないのに攻撃させたプレイヤーの責任です。申し訳ない。
《Forbidden Sunrise ~禁断の夜明け~》
初動枠その2。赤黒ドルマゲドンのメンデルスゾーンと言っても過言ではありません。大したデメリットもなく3ターン目から封印が外せるようになるのは想像以上に強力。4枚付く封印も決して邪魔にはなりません(プレイマットを占める面積的には邪魔ですけど...)。ドルマゲドンの封印が残り1枚でもコマンドが召喚できる、というだけでゲーム終盤にどれだけ動きやすくなるか...まだ試していない人はぜひお試しを。
余談ですが、相手に《とこしえの超人》がいると4ブーストしつつ赤黒コマンドが永続2軽減というオバケカードになります。
《ボイル・チャージャー》、《スラッシュ・チャージャー》
初動枠その3と4
《ボイル・チャージャー》・・・《禁断の夜明け》の採用、《タイガニトロ》の不採用の2点から欲しかったのが赤単のチャージャー。2ターン目に赤マナを使いたいことが今まで以上に増えたので、赤単のカードを入れたかったんですね。
で、「3コスト+赤単+チャージャー」で一番強いのが《ボイル・チャージャー》でした。相手の《テスタ・ロッサ》や《こたつむり》、《新世壊》を破壊できるので入れてて全く弱くなかったです。できるならコスト3以下破壊にしてほしかった。
《スラッシュ・チャージャー》・・・比較になるのは《ボーンおどり・チャージャー》ですかね。今回はメインデッキが60枚のため、ランダム2枚よりも4枚見て1枚選択の方がメリットのあるカードを墓地に落としやすいため採用しました。公開情報を自分で選べるという点も強かったですね。
《ガイアール・カイザーGS》、《滅界の魔将バフォロメア》
Gストライク持ちの5コストコマンドです。
《ガイアール・カイザーGS》・・・赤単色であり、5コストのコマンドであり、SAであり、Wブレイカーであり、除去もでき、受け札であり、名前に「ガイアール」が入っている...完璧なクリーチャーです。侵略や革命チェンジがしにくいため、打点が上がりにくいのが少し気になるところ。今後の固定枠というわけではありませんが、デッキ構築の際はこれからも選択肢になると思います。
《バフォロメア》・・・王来編の恩恵その1。対赤単最強クリーチャーです。バトルゾーンに出れば相手の小型を軒並み消滅させます。召喚すれば1体に限りパワー4111まで破壊できます(全体-3000した後にドルマゲドンのパワー1111以下破壊使用)。《シャッフ》や《その子供、可憐につき》、《ヴェルデ》などを除去したい時に使います。素でWブレイカーなのも偉いですね。
《マッド・デーモン閣下/デーモン・ハンド》、《霊刑連結ジゴク・パルテノン》
《マッド・デーモン閣下》・・・呪文トリガー付きコマンドです。墓地にクリーチャーがあれば召喚しても手札が減りません。ただちょっと上下ともカードパワーが不足気味に感じたので、たぶん《ジョ喰ランマ》と入れ替えた方が強いです。
《ジゴク・パルテノン》・・・王来編の恩恵その2。ハンデス効果は1枚のみと《タイガニトロ》より少ないですが、EXライフによる耐性と《禁断の夜明け》による3ターン目召喚で十分すぎるほど差別化できます。《タイガニトロ》と違って複数出してもちゃんと仕事ができるのは偉いです。このカードのおかげで「相手の手札0の時に1点→終了時ハンデスで実質焼却」のプランが取れるようになったのはかなり大きいですね。
《絶叫の悪魔龍イーヴィル・ヒート》、《終断Δドルハカバ》
赤黒の5コストコマンドであり、素でSA持ちの偉い子達。
《イーヴィル・ヒート》・・・手札が減らないSAの赤黒コマンド・ドラゴンはさすがに強かったです。ビートプランでも溜めるプランでも活躍してたのはさすが元殿堂カードといったところ。打点の低さも《デッドゾーン》や《ドギラゴンX》でカバーできるのであまり気になりませんでした。
《ドルハカバ》・・・墓地から召喚できる唯一無二のSAコマンド。何も気にせず墓地に落とせるカードが存在するのはそれなりにゲーム中の気が楽になります(墓地回収する必要がなく、封印から落ちると実質手札が1枚増えたようなものなので)。上に乗るTブレイカーが《デッドゾーン》だけなので打点は伸びにくいですが、ドルマゲドンの封印を剥ぐのに一番必要なコマンドです。
《S級不死デッドゾーン》、《ZEROの侵略ブラックアウト》
6コストの闇コマンドです。
《デッドゾーン》・・・S級侵略[不死]持ちのTブレイカー。《ドルハカバ》等の黒いコマンドの打点を跳ね上げてくれるこのデッキのエースです。登場時の-9000も強力で、相手のEXライフを貫通して除去したりパワー21000~23222までバトルで破壊できたりと器用に動けます。封印を外すために侵略せず普通に召喚することもよくあります。
《ブラックアウト》・・・侵略ZEROによるカウンターが主な役割です。通称踏み倒し警察。GRや呪文の踏み倒しには反応しませんが、《ガイアッシュ・カイザー》と違って複数展開することができます。2体以上侵略ZEROができればカウンターとしては上等、そのまま盤面処理するもよし、プレイヤーに攻撃するもよし。環境に合わせて枚数を調整するカードです。
《最終龍覇ボロフ》、《禁断Vキザム》
シールド・トリガーコマンド枠。《ミラダンテⅫ》や《ラッキーナンバー!》に弱いです。
《最終龍覇ボロフ》・・・このデッキで唯一ドラグハートを使えるコマンド・ドラゴン。《ガイアール》装備で《キザム》と同じようなことができたり、《ガイハート》装備して攻撃時に《デッドゾーン》や《ドギラゴンX》になることで打点を上げたりします。カードを墓地から回収できるので《禁断の夜明け》や《メメント守神宮》を墓地から回収したり、《ハヤブサマル》を複数回使いまわすこともできます。
《キザム》・・・おなじみのSトリガーコマンド。封印とあわせて小型を3体破壊したり、封印効果のスレイヤー付与で大型1体+小型1体の除去ができたり器用に使えます。多色なのが微妙になる時もありますが、基本的には4枚採用でいいと思います。
1枚差しのカードたち~防御~
《ハヤブサマル》・・・このカードだけで助かる場面というのもそんなにないので別のトリガーカードにしても問題ないです。
《メメント守神宮》・・・同上。D2フィールドなので《希望のジョー星》を剥がせます。
《轟く侵略レッドゾーン》、《メガ・マナロック・ドラゴン》
1枚差しのカードたち~攻撃~
《レッドゾーン》・・・《ドルハカバ》だけではなく《ガイアールカイザーGS》の打点も上げる侵略クリーチャー。この日は使うことが無かった。
《マナロック》・・・多色絶対殺すマン。実質エクストラターンを獲得してくれる強いコマンド・ドラゴン。早く温泉行って?
超次元ゾーン
《13番目の計画》
デッキ枚数が増える...これだけでかなりやれることが増えました。《サンライズ》によって減る山札のかさましや、初動、トリガー、コマンドetc採用したい枠を無理やり作れる等、赤黒ドルマゲドンにかなりの恩恵を齎しましてくれました。
今回は「とりあえず4枚入れて好きにデッキ作るか!」という考えだったので4枚フル投入しましたが、0~2枚がちょうどいい枚数だと思います。
《銀河大剣ガイハート/熱血星龍ガイギンガ》、《将龍剣ガイアール/猛烈将龍ガイバーン》
《最終龍覇ボロフ》で付けるドラグハートです。
《ガイハート》・・・《最終龍覇ボロフ》をSAにできるカード。《デッドゾーン》に侵略して打点を上げつつ、龍解して《ガイギンガ》になるのも嬉しい。
《ガイアール》・・・トリガーした時に装着するドラグハート。《ガイアールカイザーGS》の攻撃時に龍解できます。
《蒼き覚醒ドギラゴンX》
《イーヴィル・ヒート》と《最終龍覇ボロフ》からチェンジできるトリプルブレイカーです。デッキ枚数が60枚のため《デッドゾーン》がいつまでたっても見えない時がありますが、コイツはチェンジさえできれば安定して3点叩き込んでくれます(しかもブロックされない)。《禁断の夜明け》と《イーヴィル・ヒート》2枚と合わせれば4キルも可能。
ただ、使えばわかりますがあまり強くないです。恐らく裏面にカードパワーの4割を吸われています。弱い点として...
・チェンジ元が二度と使えなくなること
超次元ゾーンに幽閉されるため、チェンジ元を再利用することができません。《最終龍覇ボロフ》はともかく、素でスピードアタッカー&墓地回収持ちの《イーヴィル・ヒート》が使えなくなるのは割と痛いです。超次元に行ったクリーチャーを戻す手段もないため、チェンジ元になったクリーチャーとはゲーム中永遠に分かれることになります。悲しみ。
・出た時の効果が強制
バトルゾーンに出た時に強制で手札を1枚失います。《ドルハカバ》や《デッドゾーン》を捨てればノーダメージでは?と思う方もいるかもしれませんが、相手にはなるべく悩んでほしいので非公開情報を減らしたくないのです。ドローソースも無いし回収札もそんなに入ってませんし。
・捨てた時の効果が貧弱
で、手札を捨てた時の効果が「他の味方多色クリーチャーをスレイヤーにする」...。いやキツ...。活かせる状況ほとんど無い...というか調整中含めて一度もなかったです。ジャストダイバー付けろまでは言いませんけど、せめて「味方多色クリーチャーはブロックされない」くらいはしてくれても良かったと思いますね。
GRゾーン
当日は《ジョ喰ランマ》を入れていなかったのでGRは一切使ってません。なんなら《カット弐式》と《ゴルドンゴルドー》は他のカードと替えた方がいいです。固定枠だけ紹介します。
《暗黒の騎士ザガーンGR》・・・GRゾーンから出てくるコスト6の闇コマンド。スペック自体もパワー7000のWブレイカーとそこまで悪いものではなく、Sトリガーの《ジョ喰ランマ》で封印が取れるようになるのはかなり美味しいです。GRを採用するなら必ず採用する枠になります。
《全能ゼンノー》・・・《ジョ喰ランマ》から出てくるとそのターン出てきた相手のSAや進化クリーチャーが止まります。
以上です。