ついに新弾(轟炎の竜皇)からグランセクトが消え、悲しみに打ちひしがれている天秤です。こんにちは。今年も「虫の日」がやってきました。
グランセクトの家についてはグランセクトの世界でも解説しましたが、全住居を確認したわけではなく、フレーバーテキスト及びイラストからくみ取ったものになっています。
今回は「グランセクト達の住居」についてイラスト、フレーバーテキスト、その他公式の情報から推測、考察する想像の話になります(新規のグランセクトが供給されないからとかじゃないですよ えぇ、本当に)。
住居のタイプについて
住居が描かれているカードイラスト・・・21枚+α
これが多いのか少ないのか分かりませんが、一番の資料になるのは確かです。どのような家が多いのか見ていきましょう。
見えにくい画像もあったかもしれませんがご了承ください。
こうして見ると住居は次の何種類かに分けられます。
野菜タイプ
- 描かれている回数は一番多い
- 人参、カボチャ、大根など表皮や身が堅いものがほとんど
- 扉や窓が取り付けられている
おそらく一番ポピュラーな住宅であると思われます。まぁ《ジャンボ・ラパダイス》や各種フレーバーテキストから分かる通り、素材が畑から採れるので作りやすいんでしょうね。加工の時に出る果肉とかも食べればいいだけですし、環境に優しい住宅です。そしてこの野菜タイプ、実は他の作成手段もあるのですが後述します。
住宅にする野菜もウリ科や根菜類といったものがほとんどです。表皮や中身が堅いので作る時も住む時も都合がいいのでしょう。デザインは虫食いの穴に窓や扉が付いているような見た目です。
ものによっては緑色の葉が付いているので植物自体がまだ生きている可能性があり、水や栄養があれば枯れたり腐ったりはしないんじゃないかと思います。野菜自体は大きいものの、見た感じは体が小さい昆虫兵士や植物兵士が住んでいることが多そうです。
キノコタイプ
- 野菜と同じく扉や窓が付けられている
- 赤地に白い斑点がついているキノコがほとんど
- 野菜タイプの近くにも建っている
数自体は野菜よりは少ないものの、大きさは野菜と同じ程度、扉や窓の付け方も同じですね。色はベニテングダケと同じ模様です。毒キノコモチーフなのは食べられるのを防ぐためなのでしょうか?イラストに無いだけでマッシュルームの住宅とかもあるんでしょうか。気になりますね。
自然文明の特徴なのか繭の影響なのか、日の当たる明るい場所でも平気で生えてるあたり普通のキノコとは違うのでしょう。
あと野菜もキノコも平地に建ててあるものがほとんどですね。肉食の野菜とかいるみたいですし、森の近くだと危ないのかもしれません。
蟲タイプ
- 描かれている数が一番少ない
- 大型のものから中型のものまで大きさは様々
- 生きている物もあれば死骸?の物もある
出る回数が少ないのはそもそも蟲の数が希少なのかもしれません。
また、蟲タイプの一種としてオーム、コロニー・ビートルが存在します。
超巨大な蟲、オームやコロニー・ビートルの背中に住宅を建てることで安全を確保、移動にさえついて行ければ食料の確保も容易にできるでしょう。移動時の揺れ等さえ気にしなければ優良物件と言えます。
コロニー・ビートルは昔からその背中に何かしらの建造物を負って生きています。フレーバーテキストには「孵化した土地はしばらく豊かな草花の息吹に溢れかえる」とあるので新章自然文明とはそれなりに相性がよさそうですね。
ダイオーム及びカード化している《トレオーム》の詳細な大きさは数学が得意じゃないので分かりませんが...某ジブリ映画の王蟲と同等の大きさだとすると全長80mほど、イラストの比率から超単純に計算すると、建っている住居の大きさは最大11m程度になります。でっか・・・。
ここまで大きいと《ハイパー・マスティン》等の昆虫戦士もここに住んでいるかもしれませんね。《シェル・エイトレス》なんて一定の強さがないと近づけないでしょうし。
にしてもこのオームとコロニー・ビートル、何を食べて生きているのでしょう。
コロニー・ビートルは「世界樹を食い荒らし、その背中に巨大な巣を作る」とあるので、この世界では世界樹の代わりに巨大野菜やキノコ、樹木を食べている可能性が高そうです。
ダイオームは...ダンゴムシと同じ雑食性であれば枯葉や野菜、虫の死骸も食べるそうですが、《トレオーム》は樹蟲だけあって脚のところが根のようにも見えます。案外大地から栄養を吸って生きているのかもしれませんね。そうだとすれば翅で飛んでいるのも説明がつきます。
ちなみにアニメだと巨木の洞に住んでいる描写もあった(はず)なので、スノーフェアリーや他の種族もそこに住んでいる可能性があります。
それぞれの大きさ
住宅のタイプについて分かった所で気になるのはその大きさ。今回参考にするのは《自然星人》、イラストに描かれていることが多く、アニメにも登場しており大きさを計りやすいため選びました。
公式アプリ「デュエマであそぼう!」で出てくるキャラプロフィールによると、ジョー君135cm、ももちゃん140cm。
アニメで同じ画面に映っていた際の映像から雑に計算すると、
自然星人(人間態)180cm、自然星人(クリーチャー態)320cmになります。これを指標にしていろいろ計測していきます。
最初に計測するのは《かぼちゃうちゃうちゃうんちゃう?》にいる自然星人の近くにあるカボチャ住宅。自然星人の身長と近くの木の柵からいろいろ計算すると…高さ12m、横幅8.5m、になりました。でっかいな。
他の家はだいたいカボチャ型が5~8m、人参型が7~10mくらいでしょうか。一般住宅の大きさが判ったところで、《ジャンボ・ラパダイス》の《ハサイサク》の持っている人参の大きさを計算すると、カボチャ型の約10倍、50~80mになります。デカすぎんだろ・・・。
《ソイルピンプ・キャベッジ》のオームは...真ん中の小屋に自然星人が入れると仮定した場合、高さ41m横100mくらいですね。小屋は高さ8m横6mほど、おそらく立派な成虫でしょう(というかそうでなきゃ困る)。
古代楽園モアイランド
さて、家を語る上で外せないのが《古代楽園モアイランド》
フレーバーテキストには「指から発されるビームが次々と新しい村を作り出す。」とあります。自然文明の滅殺開墾ビームみたいなもんですね。実際にイラストでは闇文明の凶鬼らしき物がビームによって『村』にされています(村にされるって何?)。
注目すべきは右下のカボチャ、既にドアらしき物が付いていますね。そう、『村』を作るだけあって最初から加工された状態で家ができるのです。開拓のために使われているそうで、計画的に動かすことが可能なんですかね...集合住宅とか作ったりするのかな。
ちなみに肩のカボチャハウスから計算したモアイランドの大きさは125m~200mです。《ハサイサク》とかが目じゃないくらいデカかった。
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というわけで今回はグランセクトの住居について書きました。改めて新章自然文明のスケールの大きさに気づかされたましたね...。 来年はグランセクトの階級について書く予定です。
ここまで読んでいただきありがとうございます。では。